祭りはこれから
かつて有馬記念について次のように書いたことがある。有馬記念は「事実上の日本一決定戦」だ、しかし「これまでの勝ち馬には、どう考えても日本一の実...
競馬と文学と童謡と……
かつて有馬記念について次のように書いたことがある。有馬記念は「事実上の日本一決定戦」だ、しかし「これまでの勝ち馬には、どう考えても日本一の実...
セダンの話である。と言っても自動車の話ではない。むかしセダンという種牡馬がいた。1955年のフランス生まれで、イタリアで走った。伊ダービー、...
この夏(2015年8月22日)競馬で、久しぶりに爽やかな楽しい話を聞いた。場所は小倉である。 2回小倉7日目第5レース2歳新馬戦で、オウケ...
1978年生まれの1981年の牡馬クラシックは、かなりレベルが低かったように思われる。前年12月の朝日杯3歳Sに優勝した牝馬のテンモンが、も...
かつて、自ら牧場を所有しオーナーブリーダーとして何頭もの名馬を送り出した方たちの多くは、それぞれが頑固なまでの馬づくりの信念を持っていたよう...
実は私が一番どきどきする競馬は、障害競走なのである。 まだ競馬にさほど詳しくなかった頃のことだ。障害競走に出走する馬の戦績を調べているうち...
1976年1月31日の2回東京、芝1400の4歳(現馬齢3歳)新馬戦は、その後さまざまに伝説的に語られたのである。 この新馬戦は、後にTT...
今年の皐月賞とダービーを、かなり強い勝ち方をしたドゥラメンテが、放牧先のノーザンファームで両前脚を骨折したという。さほど重傷ではないらしいが...
1996年師走17日夜、日本とペルーを震撼させるニュースが世界中を駆け巡った。リマの日本大使公邸で青木大使がホストを務め、天皇陛下のお誕生日...
セイウンスカイ…その馬名は、お線香のかそけき煙が、青空にたちまち溶け込むように消えていく様を思わせる。セイウンスカイはそのような、そこはかと...