「 競馬コラム 」一覧

競走馬のデータを調べるとき、現役馬なら「netkeiba.com」を見る。現役馬か抹消馬か、牡牝、馬齢、毛色、生年月日、調教師、馬主、生産牧...

田辺裕信は三十代前半の中堅騎手である。実は私は数年前から「田辺裕信がいま一番上手い騎手ではないか」と言ってきた。特にその成績を精査したわけで...

むかし競馬に興味を持ち始めた頃、スポーツ紙の競馬欄や予想紙の出馬表に、そして血統欄にサラ系、アア系などの表記があって気になった。アア系とはア...

大橋巨泉さんは競馬が好きで、中央競馬（ＪＲＡ）に何頭かの馬を所有する馬主だった。 何冊かの競馬の本も書かれ、中央競馬会には耳の痛い、競馬界...

私の一連のメールエッセイで、政治や経済、環境問題の話は、読み手にそれぞれの主義主張があるから、当然あまり評判がよろしくない。「談合の何が悪い...

２歳馬のデビュー、新馬戦を見るのは楽しい。これからどんな個性の馬になるのだろう。その血統やデビュー前の調教の情報が伝えられて、１番人気、２番...

サラブレッドは気性が激しい。彼等は人間で言えばアスリートである。その激しさが、負けず嫌い、闘志となって、クビでもアタマでもハナ差でも、他馬よ...

エミール・ゾラは多作だった。彼はまるで競走馬の血統の系譜を作成するように、複数家系の数世代の物語を書き続けた。「居酒屋」も「ナナ」もその中の...

藤田伸二騎手が「電撃」引退した。しかし「騎手の一分」（２０１３年５月刊）の読者からすれば、彼の引退は全く突然ではなかった。 私は彼が２０１...

だいぶ昔、闘将・加賀武見が騎手として絶頂期で勝ちまくっていた頃のことである。彼はある雑誌のインタビューで趣味を問われ「映画を観る」と答えた。...